1.チャイルドハートそねの理念と使命

社長の杉村です。
このページを見てくださり、ありがとうございます。

私が高校で教員をしていた頃、クラス40人の中で1~2人、必ず特性のある生徒がおり、そういった子たちと向き合う難しさを痛感していました。筆談しかできない子、急に感情が爆発してしまう子、何度教えても覚えられない子……

そんな子どもたちにじっくり時間をかけて向き合いたいのに、現場の制約でそれができず、悔しい思いを何度もしていました

そのときの経験から、「もっと早く、もっと本格的に支援できる場所を作りたい」と考え、チャイルドハートそねを立ち上げています。

ここでは0歳から18歳までの発達障害のある子どもたち一人ひとりにじっくり時間をかけて向き合い、その子ができなかったことができるようになるまで、粘り強く寄り添うことをしています。

発達に障害のある子どもたちは、自肯定感が低く、「自分にはできない」と思ってしまいがちです。
私たちは、そんな子たちが1つ1つできるようになっていく過程を大切にして、毎日療育メニューを考えています。

特に、私たちの施設では、「体→心→知」の順で成長してもらうことを心がけており、遊びなどの運動療法を中心に身体を育てることに力を入れています

そして、中高生には、進学や就職を見据えたライフスキル・ソーシャルスキルのトレーニングを行い、面接や学習支援、進路相談までしっかりサポートします。

子どもたちが自分のやりたいと思ったことに思いっきり挑戦できるよう、小さな成功体験をたくさん積み重ね、自己肯定感を育てることを大切にしています。

18歳以降は子どもたちもこの施設を卒業してしまうわけですが、大学に進学したり、自立して働いて、地域で活躍できる人材になれるよう、フリースクールや就労支援のネットワークとも連携しています。

子どもたちには、北九州で自分の力で稼ぎ、この街にしっかり税金を納め、地域に貢献できる大人になってほしい」そんな夢を私は抱いており、その一歩を、ここから始めてほしいと思っており、

ここで働くスタッフには、私と同じように愛情と情熱を持って子どもたちに向き合い、いろいろな凸凹を持つ子供たち一人ひとりの個性に合わせた支援を、私と一緒に行ってもらいたいと思っています。

2. 私たちの仕事が目指すものとは

私たちが目指すのは、ただ「子どもを預かる場所」ではありません。

子どもたちが大人になり、親がいなくなっても“自分の力で生きていける”ようになること

その未来を見据え、一人ひとりの自己肯定感を育みながら、自立への土台をつくることこそ、私たちの使命なのです。

だからこそ支援も、独自の順序で行っています。

まずは「身体」を鍛えること。体幹を整え、落ち着いて座る力を育てることで、集中力と学びの力につながります。

次に「心・精神」。ライフスキル・ソーシャルスキルトレーニングを通じて、相手の気持ちを考える力や社会のルールを守る力を育てます。

そして「頭脳・知力。習字や折り紙、絵を描くなどの活動で集中力や認知能力を高め、将来の学力にもつなげていきます。

活動の一つひとつには意味があります

たとえば、敬老の日のプレゼント作りは、ただの工作ではありません。

「どうすればお年寄りが喜んでくれるか」を考え、感謝の気持ちを形にするトレーニングです。
微細運動を通じて脳の発達を促す効果もあります。

また、子どもたちには人と関わる時間を大切にしてほしいからこそ、私たちは学習にデジタル機器を使いません

紙と鉛筆を使って「考える」力を育て、先生や他の子どもたちと対話しながら取り組むことで、自然にコミュニケーション能力を養います。

あなたにお願いしたいのは、このような理念に基づいた療育のアイデア出しと実践です。

例えば・・・

✅ 子どもたちの特性に合わせた専門的支援実施計画書の作成(これは保育士や児童指導員等で歴5年以上の経験者のみ)

計画で作った療育メニューを子どもたちといっしょに実践(遊び・学びを通じた関わり)

具体的に言うと、身体を大きく動かす運動・手先を細かく動かす工作・脳の発達を促す学習などのプログラムの実施してもらいます

また、保護者の要望をヒアリングして療育メニューに反映させたり、子どもたちの送迎業務(担当になった場合)も行います

他の先生たちとチームで子どもの課題を共有し、今後の療育を検討する

ここで働くことは「ただの療育スタッフ」では終わりません。

“子どもたちの未来を地域社会につなぐ存在”として、自分のキャリアと人生にも誇りを持てる仕事です。

昨日できなかったことが今日できた。

あの子が「できた」と笑顔で言えた――その瞬間、私たちも成長を実感しますし、それが何にも代え難い喜びだったりします。

子どもたちの成長と共に、自分自身も発達障害療育の専門家という未来を切り拓いていきたい。そして教え子が北九州で活躍することで地域社会に貢献していきたい。」 そう思える方にこそ、私たちの仲間になってもらいたいのです。

3. 働くあなたをしっかりサポート!充実の職場環境

スタッフが働くことを楽しめなければ、子どもたちにも実りある楽しい療育を提供できません
なので、チャイルドハートそねでは、働くスタッフのことも大事に考えています。

  • 経験豊富な先輩たちが丁寧に指導、安心して業務に取り組める
    社長の杉村のように高校教員を経験していたり、また保育士を経験していたりするスタッフだけでなく、全くのゼロからスタートしたスタッフもいます。
    わからないことがあったらその都度、他のスタッフにサポートしてもらい、複数人で子どもたちの療育にあたりますので、あなたに仕事を丸投げしたりすることはありません
    発達障害児の療育は初めてとか、現場から遠ざかっていたから不安といった方にも安心して仕事に取り組んでもらえる環境です。
  • スキルアップ支援あり!児童発達支援管理責任者など資格取得のサポートも
    弊社ではスタッフにどんどんスキルを高めてキャリアアップしてもらいたいと考えています。
    例えば、現在20代のスタッフは、当施設で療育スキル・知識をつけながら、将来的に児童発達支援管理責任者(児発管)になろうと頑張っているところです。
    児発管はその名の通り、児童発達支援施設で最も深く子どもたちの療育をマネジメントする立場にあり、もちろんお給料等も一般職員よりも高いものとなってます。それだけの責任と、チャレンジしがいのある仕事なんです。
    児発管に限らず、保育士や児童指導員、サービス管理責任者、その他福祉系の資格など、意欲的な方はどんどん応援していきますので、ぜひ当施設でチャレンジしてほしいです。
  • 交通費支給、社会保険完備、車での通勤もOK
    施設が小倉南区曽根という郊外にあり、最寄りのJR下曽根駅から徒歩10分ほどなので、アクセスがめちゃくちゃいいわけではありません。なので、車で通勤OKで、駐車場もしっかり準備しています。もちろん、駐車場代はかかりません。
  • 近くにはスーパーや銀行、コンビニ、病院などがあり、不便のない環境が整っています
    お昼はお弁当を持ってくるスタッフもいますが、近隣にはスーパーもあって買い出しに出かけたり、休憩時間で銀行にお金をおろしに行ったり、日常生活をするうえでの必要なインフラは整っていて、困りません。
    また、周囲は山や田畑で囲まれ緑が多く、過ごしやすい環境だと思います。

4. ワークライフバランスも大切に!勤務時間・休日について

特に転職のときに気になるのが「家庭との両立ができるのか??…」というところですよね?
でもご安心ください。

  • 残業ほぼなし。平日は10時出勤で、ゆったりした朝(土曜祝日は9時出勤)
    平日は10時出勤のため、ゆとりのある朝を送ることができると思います。
    それに、子育て中のお母さんは、朝8時や9時に出勤だと、お子さんを保育園に預けたり、学校に行かせる準備があって、自分も働きにでなきゃいけないのにすごく忙しくて大変ですよね。
    当施設は平日10時出勤なので、お子さんを見送った後で出勤できるので、無理なく働きやすいと思います。
  • 子どもたちの送迎もスタッフ間で調整し、無理のないスケジュールで勤務できます。
    退勤時間は平日が19時、土曜祝日は18時なのですが、定時に上がることができます。
    ただし、当施設に通われている子どもの送迎場所によっては、稀に戻りが時間外になってしまうことがあります。
    ですが、基本的に就業時間内で終わるようにそこもスケジューリングしていますので、安心してください。残業はほぼ無いと思ってもらって構いません。
  • 週2日の休み、日曜日は固定、もう1日は希望日に取得可能
    元気に働くには、しっかり休みをとれることが大事です。弊社では日曜固定で、月曜〜土曜まででもう1日休みを取得できます。スタッフは希望日に休みを取得し、ちょっと旅行に行ったり、美容院や買い物に行ったり、映画鑑賞や読書の時間を作ったりと、休日をリフレッシュのため有意義に使っています。
  • どんな休暇がある?消化率は?。

5. 未経験でも安心!充実の教育体制

「子どもと関わる仕事は初めて」という経験が浅い方でも大丈夫です。社長の杉村は元高校教員ですし、先輩スタッフも保育士であるため、現場で必要なスキルをしっかり教えます。

また、チャイルドハートの療育プログラムをオンライン研修で学ぶことができるので、初心者の方でも、ブランクがあって心配な方でも、発達障害療育についてゼロから学ぶことができるため、問題なくお仕事に取り組めます

例えば…

  • 最初は見学からスタートし、少しずつ子どもたちとの関わりを経験。
  • 子どもが癇癪(かんしゃく)を起こした時の対応や、成長を促す声かけの方法も実践を通して学べます。
  • オンライン研修講座があり、心理学や福祉の知識を深められます。

スタッフミーティングも毎朝やっているので、「どう声をかければ子どもが落ち着くか」を職員みんなで考えながら、自分自身、日々少しずつ成長していける職場です。

6. こんな方をお待ちしています!

  • 子どもが好きという方(大前提)
  • チャイルドハートそねの活動理念や使命に共感していただける方
  • 子どもと一緒に笑い、泣き、成長を喜べる方
  • 教育・福祉・心理に関心があり、学ぶ意欲のある方
  • 保育士、児童指導員、理学療法士、心理士、無資格アルバイトなど、多様な職種での活躍を目指す方
  • チームワークを大切にし、協力しながら働ける方

「子どもたちの成長もだけど、仕事を通して自分も一緒に成長していきたい」という想いを持った方に、ぜひ仲間になってほしいです。

7. 選考プロセスと応募方法について

まずはどんな施設か、どんなふうに働くか見てもらいたいので、職場見学にお越しください
トップページからお電話(093-474-6577)で、または「お問い合わせボタン」からお気軽にご連絡ください。

実際に見学をしてみて、「働いてみようかな?」と思った場合は、この採用ページの「エントリーページ」からエントリーをしてください。なお、indeedにご希望の職種が掲載されている場合は、そちらから応募していただいても大丈夫です。

以下、応募後の流れになります。

  1. 面接日の調整
  2. 面接(1回)
  3. 内定・勤務開始※面接後、1週間以内に結果をお伝えします

※書類選考はありません。面接日に履歴書・資格証明書をお持ちください。また合否は1週間以内にご連絡いたします。
※勤務開始日の相談も可能です。「現在在職中で、すぐに転職が難しい…」という方も遠慮なくご相談ください。入職時期については柔軟に対応させていただきます。